NYダウ終値、427ドル高の4万2221ドル…大統領選の結果に関わらず堅調と期待
5日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比427・28ドル高の4万2221・88ドルだった。米大統領選の結果に関わらず、長期的には米経済が堅調に推移するとの期待感から、2営業日ぶりに値上がりした。
5日投票の米大統領選で、民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領が接戦となっている。どちらが勝利するかで短期的には大きく株価が動く可能性があるが、長期的には米経済は成長を続けるとの見方から、半導体大手インテルや金融大手ゴールドマン・サックスなどの銘柄が買われた。
IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は259・19ポイント高の1万8439・17だった。半導体大手エヌビディアや電気自動車大手テスラなどの銘柄が買われた。(ニューヨーク支局 小林泰裕)