日本ハム・新庄剛志監督

■プロ野球　日本ハム 7－3 楽天（20日・エスコンフィールド） 日本ハムは楽天に勝利し3連勝を飾った。試合は3番・清宮幸太郎（25）の適時二塁打で1ー1の同点とすると3回、4番・レイエス（29）に第22号3ラン本塁打が飛び出し逆転に成功。7回にはまたもレイエスがこの試合2発目となる23号3ラン本塁打を放ちリードを広げた。 現在首位・ソフトバンクと9ゲーム差で迎えたこの試合の先発・バーヘイゲン（33）は試合前まで1勝1敗、防御率2.54をマーク。前回登板となった11日の西武戦（エスコンフィールド）では7回無失点も勝ち負けつかず。今回の登板が今季8試合目となった。 バーヘイゲンの立ち上がりは先頭の小郷裕哉（28）を遊ゴロ。しかし続く2番・小深田大翔（28）に初球を捉えられライトスタンドへ飛び込むソロ本塁打に。いきなり先制を許す展開となった。 打線はその裏、楽天の先発・早川隆久（26）に対し先頭のマルティネス（28）が中安打で出塁。2番・万波中正（24）は中飛も3番・清宮がレフトへの適時二塁打を放ち一塁走者のマルティネスは一気に本塁へ。すぐさま同点に追いつき試合を振り出しに戻した。 しかし直後の2回表、2死走者無しから8番・村林一輝（26）に右安打を放たれるとバーヘイゲンの暴投の間に二塁へ。得点圏に走者を背負うと9番・太田光（27）にセンターへの適時打を浴び勝ち越しを許した。 1点を追いかける3回裏、1死走者無しから2番・万波が右二塁打を放ち出塁。3番・清宮は四球を選びチャンスを広げると迎えた4番・レイエスは初球を振り抜きセンターへの3ラン本塁打に。一振りで逆転に成功した。 2点リードに変わり5回表、2つの四球が絡むなど1死満塁のピンチを迎えると6番・伊藤裕にレフトへの適時打を放たれ4ー3と1点差に詰め寄られた。 6回表は2番手・河野竜生（26）、7回表は3番手・杉浦稔大（32）が登板し得点圏に走者を背負うも無失点に抑えた。すると7回裏、楽天の4番手・藤平尚真（25）に対し2番・万波が左二塁打、3番・清宮が四球で出塁。1死一、二塁で迎えた4番・レイエスにレフトスタンドへの3ラン本塁打が飛び出し7ー3とリードを広げた。 4点リードで8回表は4番手・池田隆英（29）、9回表を5番手・田中正義（30）が無失点に抑え試合終了。