3月16日に「えきねっと」限定商品とおトクなきっぷをリニューアル。普通列車のグリーン料金も改定する

　東日本旅客鉄道（JR東日本）は、ダイヤ改正日となる2024年3月16日に、チケットレスサービスである「えきねっと」限定商品や一部のおトクなきっぷをリニューアルする。 【写真ギャラリー】   ●えきねっと限定商品や一部のおトクなきっぷをリニューアル 　今回のリニューアルでは、「えきねっと」限定商品である、予約を紐づけたモバイルSuicaや交通系ICカードなどを自動改札機にタッチするだけで、きっぷを受け取ることなく東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線に乗車できる「新幹線eチケット（えきねっとトクだ値）」「新幹線eチケット（お先にトクだ値）」「新幹線eチケット（お先にトクだ値スペシャル）」の名称を、「新幹線eチケット（トクだ値1）」「新幹線eチケット（トクだ値14）」「新幹線eチケット（トクだ値スペシャル21）」に変更するとともに、申し込み期限をそれぞれ1日早める。 　特急列車（一部を除く）の指定席特急券を、きっぷとして受け取ることなく乗車可能な「えきねっとチケットレスサービス」「えきねっとトクだ値（チケットレス特急券）」は、「在来線チケットレス特急券」「在来線チケットレス特急券（トク割）」に名称を変更。また、3月16日の北陸新幹線 金沢～敦賀間の開業にともない、北陸新幹線の「新幹線eチケット」に設定区間を追加し、通常よりもおトクな割引商品「新幹線eチケット（トクだ値）」を設定するとともに、利用可能エリアの拡大と、えきねっとでの購入・指定席の予約によるサービスアップにあわせ、「大人の休日倶楽部会員限定 北陸フリーきっぷ」の価格を改定する。   　このほか、東北新幹線、秋田新幹線の「新幹線eチケット（トクだ値）」には、設定区間を追加。日本国以外が発行したパスポートを所持し、「短期滞在」に該当する在留資格を持つ訪日外国人のみ使える「Hokuriku Arch Pass」は利用可能エリアを拡大する一方、価格を3万円に値上げする。   　同じく3月16日から、首都圏で運転している普通列車のグリーン料金を見直す。IC化やチケットレス化を推進するため、購入区分を従来の「事前料金」と「車内料金」から、駅や車内でグリーン券（紙のきっぷ）を購入する場合に適用する「通常料金」と、「通常料金」に比べて260円安い「Suicaグリーン料金」に変更。「平日料金」や「ホリデー料金」といった利用日別の料金体系も取りやめ、利用日にかかわらず年間を通して同額とする。