「逆効果になるかも」大谷翔平所属のドジャース、鈴木誠也は獲得できない…?米メディア「トレードの可能性は…」
シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手は今オフ、トレードでロサンゼルス・ドジャースへ移籍する可能性が浮上している。指名打者(DH)起用に不満があることが理由とされているが、現実的には来季もカブスに残留する可能性の方が高そうだ。米メディア『エッセンシャリー・スポーツ』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 鈴木は今季、打率.283、21本塁打、73打点、OPS.848(出塁率.366 + 長打率.482)の成績を残していた。右翼手で試合に出場することが多かったが、コディ・ベリンジャー外野手が戦列に復帰して以降は、鈴木がDHを務めたこともある。そして、今オフにはベリンジャーがニューヨーク・ヤンキースへトレードされることが決まり、再び鈴木が右翼手に戻ると思われた。 しかし、来季以降も鈴木がDHで出場するとの見方が強まっている。そのため、鈴木がDH起用の不満から移籍もあり得るとの噂が浮上し、特にテオスカー・ヘルナンデス外野手との交渉が難航しているドジャースが、鈴木の獲得に動く可能性があるとの情報が出回っていた。だが、同メディアは「カブスが鈴木をトレードする可能性は低い」とし、「カブスは来季こそ、5年間続いたプレーオフ出場なしの記録を終わらせたいと考えている。そのため、最も安定した攻撃力を持つ選手の1人をトレードすることは逆効果になる可能性が高い。また、怪我をしやすいスポーツでは、外野手の選択肢が限られることは不利になる。少なくともカブスがプレーオフに進出するまでは、鈴木はDHの役割を受け入れなければならないかもしれない」と報じ、鈴木の残留を予想している。
ベースボールチャンネル編集部