好意を向けられると吐き気…「蛙化現象」という言葉に救われてきた筆者が、昨今の「蛙化現象カジュアル化」に思うこと
「本当に好き」じゃないから…?
また、蛙化現象の存在って、「いくら好きな人にでもされたら嫌なことはある」、という証拠である気もするので、蛙化現象を軽く扱ったり茶化したりせず、一つの心の反応なのだ、と捉えるのがよいのではないか、と思うのです。 蛙化してしまう話を友人たちにすると、よく言われるのが、「本当に好きな相手になら、ならないんじゃない?」というもの。“本当に”好きの基準がよくわからず、果たして本当に好きになった人になら好意を持たれても吐き気を催さずに済む日がくるのか……今はわかりません。 「なんなら好きだけど、相手が好意を示して来た瞬間吐きそうになる現象」にフィットするネーミングって他にないかな、と考えたりします。例えばイルカ化とか猫化とか(笑)。だいぶ特殊な現象なのかもしれませんが、もし、私もそれになります! という方がいれば、ぜひ教えてください。 イラスト/Sumi 文/ヒオカ 構成/金澤英恵 前回記事「40代を過ぎると仕事が減る?美魔女かババアの二択?若さ礼賛主義の社会で考える年齢を重ねるということ」>>
ヒオカ