立憲民主党・つじもと清美が語る安全保障政策とは?歴代総理との対決を振り返る!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
しかし、イージス艦は他国からのミサイル攻撃を撃ち落す能力を有する艦艇です。そこに撃ち落すための兵器とトマホークを両方搭載することで、本来の能力を十分に発揮できなくなる可能性があるとつじもと氏は指摘。 これらの点を踏まえ、立憲民主党の防衛政策についてつじもと氏は「徹底した専守防衛」と説明しました。 つじもと氏「ウクライナは今すごく劣勢だけど、そこまで持ちこたえているのは迎撃能力を高めていたから」 MC今野「世界で1番って言われていますね」 また、つじもと氏は政府のPAC-3とイージス・アショアの扱いについても言及。Jアラートが発令されるなか台風のせいでPAC-3を立ち上げられなかったことや、事前の確認不足でイージス・アショアを予定地に配備できなかったことなど政府のずさんさを指摘しました。 そして、つじもと氏はこれからの防衛政策について自衛隊員が減少している点や、防衛の力点がサイバーやドローンに移っている点に言及。 どちらも人への投資が不可欠であるとし、防衛費よりも教育や研究にかけるべきであると語りました。 つじもと氏「人を育てることにお金をかけてないから自衛隊員だってどんどんやめていく。だからそこにお金をかけていくことは強い国を作るということ、新しい産業を生み出すことになると思うんですよ」
つじもと清美VS歴代総理
1996年の初当選以来、9人の総理と対峙してきたつじもと氏。1番印象に残った総理について問われると小泉純一郎氏の名前を挙げました。 つじもと氏が「総理!」と12回連呼した時のことは今でも覚えている方は多いのではないでしょうか。 国会では小泉氏と激しく対峙したつじもと氏でしたが、小泉氏の人柄については「野党に対して罵倒したりさげすんだりはしなかった」と評価。 その対極にいる総理として安倍晋三氏の名前を挙げ「ロジックをすり替えてディスる」と振り返りました。 つじもと氏「与野党っていうのは相手に厳しいことを言っても敬意をもって議論しないといけない」 また、小渕恵三氏については「どんなに厳しい質問をしてもブッチホンがかかってくる」とつじもと氏。小渕氏は電話でのコミュニケーションに積極的で、つじもと氏も質問をした日に小渕氏から意見を問う電話がかかってきたことがあるそうです。 当選同期である菅義偉氏には、つじもと氏から電話をかけてコロナ禍での看護師の状況の改善についてかけあったこともあるとのこと。 つじもと氏は「総理とも直接話してみて、すぐにわかった!っていう人と電話をかける気にもならない人と両方いますよね」とコメントしました。