【函館５Ｒ・２歳新馬】伯母プリモシーンのカルプスペルシュがＶ 鮫島克駿騎手「調教からセンスがありそうだった」
６月２２日の函館５Ｒ・２歳新馬（芝１２００メートル＝７頭立て）は、カルプスペルシュ（牝、栗東・石坂公一厩舎、父シュヴァルグラン）がゴール前で差し切った。伯母に重賞３勝のプリモシーンがおり、２３年のセレクトセールでは４０００万円で落札された。勝ち時計は１分９秒７（良）。 【データで見る】カルプスペルシュの血統、戦績 道中は内の４番手から進め、直線で力強く脚を伸ばし、最後は圧倒的１番人気のポッドベイダー（２着、佐々木大輔騎手）を首差かわした。 鮫島克駿騎手は「調教からセンスがありそうだったが、いい競馬をしてくれた」と評価。石坂調教師は「勝たせるために、こちらへ連れてきました。メンバーがそろった感じがしてハラハラしていましたが、勝てて良かったです。ゲートで新馬らしさを見せたけど、控えて直線ではしっかり伸びて満点です」と村尾賢二オーナーの初出走、初勝利に安堵した様子だった。 次走は函館２歳Ｓ・Ｇ３（７月１３日、函館）を視野に入れる。
報知新聞社
