立大・小川陽香が大会初V「尊敬する先輩方がたくさん出ているレースだったので自信になった」 日本インカレ
陸上・日本学生対校選手権第1日（19日、神奈川・Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu）女子1万メートルは立大の小川陽香（2年）が33分4秒54で大会初優勝を果たした。小川は集団の3番手前後でレースを進め、残り400メートルでスパート。1万メートルは昨年11月以来2度目ながら強敵を退け、「一番になるのはすごくうれしい。尊敬する先輩方がたくさん出ているレースだったので自信になった」と声を弾ませた。 今年2月の世界大学クロスカントリー選手権で銅メダルを獲得も、4月末には左ひざの腸脛靭帯を故障。約1カ月間まともに走ることができなかった。それでも「夏合宿は走り込みで基礎作りから見つめなおした。チームのみんなにも他大学の方にもお世話になってアドバイスをいただいた。すごくいい経験で、自信を持って臨めた」と周囲の支えもあり、充実した夏合宿を送って復調した。 今大会は5000メートルにもエントリー。5000メートルは6月の日本学生個人選手権、7月のホクレン中長距離チャレンジ千歳大会でも走ったが、16分20～30秒と自己ベストの15分38秒65からは程遠い結果だった。「疲労の具合にもよるが、今シーズンのリベンジで、少しでもいい結果が出るように」と小川。期待の２年生が気合を入れた。
