【陸上】太田智樹は2大会連続2位「安定感だけじゃどうしようもない」悔しさにじむ/日本選手権10000m
◇第108回日本選手権10000m(5月3日/静岡・小笠山総合運動公園静岡スタジアム) 日本選手権10000mの結果をチェック! パリ五輪代表選考会となる日本選手権10000mが行われ、男子10000mは葛西潤(旭化成)が日本歴代4位の27分17秒46をマークして優勝した。 太田智樹(トヨタ自動車)は12月の前回大会に続いて2位。パリ五輪を目指す中でワールドランキングのポイントを積み上げた。それでも、「周囲からは安定感があると評価していただきますが、安定感だけじゃどうしようもなところもある。勝負の世界なので優勝を目指さないといけない。チャンスはあったのに勝ちきれないのは自分の弱さ」と悔しさがにじんだ。 大会前のワールドランキング(Road to Paris)ではターゲットナンバー(出場枠)ぎりぎりの27位に入っていた太田。他国の状況次第だが、初の五輪へ望みをつなぐレースとなった。
月陸編集部