「試練だな…」鈴木彩艶、悔しすぎる失点に放心「贅沢を言えば弾いてほしかった」「できることがあったか」渾身ダイブも数センチ届かなかった瞬間
【セリエA】パルマ 1-3 アタランタ(日本時間11月24日/スタディオ・エンニオ・タルディーニ) 【映像】鈴木彩艶、数センチ届かなかった瞬間 数センチ届かなかった。パルマのGK鈴木彩艶が渾身のダイブでシュート性のクロスをわずかに触る、弾き出すことはできず、この試合で痛恨の2失点目を許してしまった。しかし、成長著しい若き守護神にはファンもSNS上で𠮟咤激励の声を送っている。 鈴木が悔しさを募らせたのはセリエAの第13節、ホームで迎えたアタランタ戦の39分のことだ。1点リードするアタランタが左サイドの連係で深い位置へと侵入。FWアデモラ・ルックマンとのワンツーで抜け出したDFマッテオ・ルッジェーリがゴールエリアの角付近まで持ち運ぶと、左足でラストパス。グラウンダーで右ポストを目がけて折り返す。これをMFエデルソンが右足で合わせてネットを揺らし、追加点をゲットした。 至近距離からのラストパスとシュート。パルマのゴールマウスを預かる鈴木にとっては防ぐことが難しいシチュエーションだっただろう。しかし、日本代表のGKはルッジェーリのパスをストップしようと決死のダイビングを繰り出し、ボールに指先でわずかに触っていたのだ。だが、弾き出せなかった。 実に難易度の高い場面ではあったが、ほんの少しでも止めるチャンスがあったからこそ、鈴木は失点直後に膝立ちのまま放心状態になっていた。 この場面を目撃したファンはSNS上で、「贅沢を言えば彩艶に弾いてほしかった」「ザイオンには試練だな…」「こういう経験がきっと強くさせる」「偉大なGKへの道というとか」「次、止めよう!」と、期待しているからこその激励にも似た声を寄せていた。 また、現地メディア『PARMA live』も鈴木のポテンシャルに期待を寄せるからこその辛口評価。最終的に3失点しただけに個人採点はチーム最低の「5点」(10点満点)で、「アタランタのゴールに関して彼ができることはほとんどないが」と擁護しつつ、同時に「今日は場面によってはもう少しできることもあったかもしれない」とエールを送った。 (ABEMA de DAZN/セリエA)
ABEMA TIMES編集部