海上自衛隊の無人航空機「シーガーディアン」鹿屋航空基地に初着陸…東シナ海監視強化へ試験運用
海上自衛隊の無人航空機「シーガーディアン」が13日夜、海自鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)に着陸し、14日、報道陣に公開された。東シナ海の警戒監視の強化に向けた試験運用の一環で、同機が拠点とする海自八戸航空基地(青森県八戸市)以外に着陸したのは初めて。 【写真】海自鹿屋航空基地の上空を低空で飛行するシーガーディアン
海自によると、同機は全長12メートル、全幅24メートル。鹿屋航空基地は昨年11月までの1年間、米軍の無人偵察機の運用実績があり、民間航空機にも影響を与えない基地であることから試験運用の場所に選ばれたという。
シーガーディアンは14日午前11時過ぎ、八戸航空基地に向けて離陸した。海自は9月末まで、鹿屋航空基地での離着陸や東シナ海上空の飛行を行う予定。