「アップルが違法鉱物を使用」 コンゴが非難
【パリAFP時事】アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)は、米アップル社の製品に同国内で違法に採掘された鉱物が使われているとして、同社に使用をやめるよう書簡を出した。 同国の代理人弁護士が25日、明らかにした。使用を続ける場合、法的措置に出る可能性があるという。 同国は、スマートフォンなどの部品として欠かせないスズやタングステンといった鉱物を豊富に産出。だが、主要産地である東部は2021年後半から反政府勢力が一部地域を支配し、暴力が横行している。弁護士は「アップルは重大な人権侵害のある地域で産出された鉱物を使っており、アップル製品は血塗られている」と指摘している。