来年の春分は「3月20日」 国立天文台、暦要項を発表
国立天文台は1日付の官報で、2025年の春分の日を3月20日、秋分の日を9月23日とする暦要項を発表した。25年は日食と月食が2回ずつ起きる。日本で見られるのは、9月8日の皆既月食で、月全体が地球の影に入って赤く輝く姿を全国で観察できそうだ。 3月14日の皆既月食は、北海道、東北、関東地方の一部で、月食終了間近の欠けた月が昇る様子を観察できる見込み。太陽が月に隠れる日食は3月29日と9月22日に起きるが、いずれも日本では見ることができない。 春分の日と秋分の日は、国立天文台が太陽の位置などから計算で決める。季節の目安となる二十四節気や、月の満ち欠けなども発表した。