デミ・ムーア、「ゴースト ニューヨークの幻」リメイクに懐疑的
名作ラブストーリー「ゴースト ニューヨークの幻」(1990)の主演女優デミ・ムーアが、チャニング・テイタムがプロデュースする同作のリメイク作品に対して懐疑的な意見を発した。 「ゴースト ニューヨークの幻」は、暴漢に殺された男性(故パトリック・スウェイジさん)が幽霊となって婚約者(ムーア)を守る姿を描き、世界的大ヒットを記録したロマンティックファンタジー。霊媒師オダ・メイを演じたウーピー・ゴールドバーグがアカデミー賞助演女優賞に輝いたほか、ブルース・ジョエル・ルービンが脚本賞を受賞した。 テイタムは昨年、自身の製作会社フリー・アソシエーションが同作のリメイク権を獲得したことを明かしており、スウェイジさんが演じたキャラクターをテイタム自身が演じる可能性を示唆していた。 ムーアは米バラエティの取材で、「そのままにしておいた方がよい映画もある」とリメイクには反対の様子を見せた。「もちろん、やってみないとわからないけど。チャニングは信じられないほど知的で才能があるし、実現するなら、彼がどのようにするのかは誰にもわからない」と語ったが、リメイクへの出演オファーがあった場合、「彼らが何を思いつくか見てみないと」と言葉をにごした。 また、同作の成功について、共演者のアンサンブルを「まさに錬金術」だと言い、「この映画には心安らぐものがある。失ったと思っていたものが決して私たちから離れないということを描いている」と魅力を振り返った。