麻倉未稀、がん啓発イベントに登壇「自分が納得できる治療、納得できる生活がとても大事」
MBS主催のがん啓発イベント『ちゃやまちキャンサーフォーラム2024』が9日に行われ、乳がんサバイバーで歌手の麻倉未稀が特別ゲストとして登壇した。 【写真】イベントで熱唱する麻倉未稀 乳がんセミナーでのQ&Aセッションでは、自身も乳がん患者の一人として現在も治療を続けていることや、がん患者サポート団体での活動などにも触れ「今日のセミナーで病理の先生のお話しを聞けて『だから自分はこういう治療になったんだな』とわかって良かった。自分が納得できる治療、納得できる生活がとても大事だと思います」と話した。 MBS本社1階ロビーでは、ミニステージでのトークイベントやがん専門運動指導士によるストレッチ、患者会やサポート団体によるブース出展、小児がんで我が子を亡くした家族たちによる「レモネードスタンド」でのレモネードの無料配布、献血と骨髄バンクのドナー登録も実施し、およそ850人が来場。イベントの最後では、麻倉が「HERO」を熱唱し、盛況のまま終了した。 ■麻倉未稀のコメント 私は2018年の「キャンサーフォーラム」にも来させていただいたんですが、6年前よりも今日の方が、大勢の方が来られてる気がしました。(午前中の乳がんセミナーでは)ホットフラッシュ(急に暑くなって汗が出る症状のこと)が更年期障害なのか治療の副作用なのか、どっちかわからないって話で(会場の方とも)とても盛り上がりました(笑) 今3つのがんに関わる団体の理事と、1つの医療系団体の理事をしています。「ブレストアウェアネス」って言ってご自分の胸に関心を持ってくださいっていうアピールをしているので、ちょっとおかしいなと思うことがあったらブレストクリニックなり近くの病院に行っていただくのが良いなと思っています。