秘密の楽園みたい! 神田でビリヤニが美味と評判の間借り店が移転オープン
テレビやWEBメディアで大人気の“カレーおじさん \(^o^)/”に今週食べたカレー&スパイス料理の中からイチオシを教えてもらう企画。今回は、東京・神田に突如現れた、カレーとスパイス料理の秘密基地的新店「パラダイスアレー」をご紹介。
【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレーとスパイス】「パラダイスアレー」
神田駅ガード下に面白いお店を見つけました。入り口からしてわかりにくいのですが、JR神田駅の東口を出てすぐ、居酒屋の「大松」と「伊勢本店」の間の階段を上ったところにある隠れ家的なお店です。
扉を開けて店に入ってみるとカフェ的な空間。壁に面するように席が並んでいるので、少人数での利用がちょうど良さそうです。店内は店主がワンオペで切り盛り。キッチンも開放的なので独特な雰囲気となっています。
昼はカレーとビリヤニ、夜はおつまみもあり、スイーツも用意しているという幅広いメニュー構成。
各カレー(1,200円)に300円追加であいがけにもできるということで「天竺カレー」に「ムンバイキーマ」のあいがけをご飯少なめで注文。副菜ものったワンプレートです。
天竺カレーはカレーというよりも、食べ応えある骨付きチキンをカレーソースで煮込んだというイメージ。野菜やフルーツの甘みとスパイスの香りや良い意味での苦みが調和していて実においしいです。
ムンバイキーマを食べてみるとその現地感に驚きました。イラニアンキーマとも呼ばれる牛挽き肉のキーマなのですが、肉の味が絶妙なスパイス使いでワイルドに引き立てられていて、インド現地で食べているような本格的なテイスト。インド料理マニアであるほど楽しめるおいしさだと言えるでしょう。
これは面白いぞということで気になった「ソーセージのシードル煮」1,000円を頼んでみると、インド産のソーセージを使用し、シードルの甘酸っぱさにカシアやカルダモンといったホールスパイスが使用されていて香り高く、ピリッとした辛さが味を引き締めています。スペイン・バスク地方の郷土料理をスパイス仕立てでアレンジした逸品。お店のコンセプトでもある「クロスボーダー」を感じる楽しい料理です。