「ドイツのチームは巨額の損失」サッカー日本代表MF佐野海舟の逮捕に中国メディアも反応「中国代表に利するのか?」
中国メディア『SOHU』は現地時間18日に、サッカー日本代表MF佐野海舟が性的暴行の容疑で逮捕された件について報じている。W杯アジア最終予選の初戦で日本代表とぶつかる中国代表にとって、日本代表チームに選ばれている選手の動向は気になるところのようだった。 同メディアは、サッカー中国代表チームに利するのか。日本代表選手が性的暴行の容疑で逮捕、懲役5年以上の可能性も。ドイツ・ブンデスリーガのチームは巨額の損失を被ったと題して、今回の件について次のように報じていた。 「佐野海舟はまだ24歳であり、キャリアは始まったばかりといえる。昨シーズンの活躍でJリーグのベストチームに選出され、年明けに開催されたアジアカップには日本代表として出場した。そしてちょうど今月初め、ブンデスリーガの強豪マインツが250万ユーロ(約4億円)を費やして佐野海舟をヨーロッパに連れてきたことにより、日本の海外組に新しい血が加わろうとしているところだった」 また、もし彼の犯罪行為が本当に認定されれば、刑期は5年をはるかに超え、マインツでのキャリアにも終止符が打たれる可能性があると指摘し、「(移籍金)250万ユーロは完全に無駄になった」と、ブンデスリーガのチームにとっては非常に痛い取引となったことを指摘していた。 もっとも、「もちろん日本の警察の正式な捜査報告書が発表されるまでは、彼が無事に海外でキャリアを続けることができるかどうかは分からない。慌てずに待つ必要がある」と、今後の経緯を見守る必要があるだろうと言葉を続けていた。 なお佐野の移籍先であるマインツは、17日にクラブ公式のXで「マインツは新加入の佐野海舟が母国で逮捕されていたという日本のメディアの報道に驚いている。情報が不足しているため、この報道についての評価やコメントはまだできない。私たちは可能な限り迅速かつ包括的にこの問題を明らかにするよう努めている」とのコメントを発表していた。
フットボールチャンネル編集部