ヘンリー王子の右腕幹部、就任3か月で突然離職 コロンビア外遊直前に辞めたことが発覚
ヘンリー王子とメーガン妃のチーフ・オブ・スタッフ(COS)、つまり右腕として2人を補佐していた人物が着任から3か月で辞めていたことが明らかになった。関係者が新聞「デイリーメール」に証言している。 【写真】ヘンリー王子の人生いろいろアルバム。赤ちゃん時代からナイスミドルまで
今年5月に王子はインビクタスの発足10周年を記念する礼拝に出席するためにイギリスに帰国した。同紙によるとCOSのジョシュ・ケトラーという人物が同行していた。その後王子は妃と合流、ナイジェリアを訪問した。ケトラーはこのツアーにも参加していた。関係者によると彼は「王子が次のフェーズを進む上で完璧な案内役」だと言われていた。王子はナイジェリア訪問後「今後はこのような外遊を増やしていきたい」とコメントしていたが、ケトラーはその王子の「今後」を支える人物になるはずだったと見られている。
しかしこのケトラーが辞職したと関係者。「もう彼は2人の元で働いていない」とコメント、辞めたのも「突然」だったと話している。王子と妃は今週木曜日からコロンビアを訪問する予定だが、それにケトラー(写真)は同行しない。
王子と妃のスタッフの離職率が高いことは以前から度々報じられている。同紙によると2018年に2人が結婚してから辞めたスタッフの数は少なくても18人。そのうち9人以上は2人が王室を離脱してカリフォルニアに移住してから辞めている。ある元スタッフは同紙に対して「注目すべきは、私が彼らのところで働いている間、現役スタッフからも元スタッフからも『機会があればこの仕事をもう一度やりたい』と言葉が出てこなかったことだ」と話している。さらに「辞めていった人たちはその辺で見つけてきたスタッフではない。その多くはそれまで業績を上げている会社に勤め、厳しい上司のもとで働き優秀な成績を収めてきた人たちだ」。責任感も能力もあり、過酷なビジネス環境に慣れているはずの人たちが次々と辞めていくことに疑問を呈している。ケトラーも王子と妃の下で働くまではカリフォルニアのサンタバーバラにある人工知能の開発で知られる企業「Cognixion」に勤務していた人物だという。 王子と妃はこの報道に対して何もコメントしていない。まもなく始まるコロンビアツアーに新たなCOSが同行するのか、今度はどのような人物なのか注目が集まっている。