岡田監督の”後任”は…?阪神の監督候補に挙がる大物(5)岡田体制の次は“ほぼ皆無”か
2024年は球団史上初の連覇を目指したが、惜しくもセ・リーグ2位でレギュラーシーズンを終えた阪神タイガース。そんな中、岡田彰布監督が契約満了による退任を発表した。次は誰が率いるのか。後任候補の人選に注目が集まっている。今回は、阪神の次期監督候補とされる大物をピックアップする。
矢野燿大
・投打:右投右打 ・身長/体重:181cm/81kg ・生年月日:1968年12月6日 ・経歴:桜宮高 - 東北福祉大 ・ドラフト:1990年ドラフト2位 指揮官として4年連続でチームをAクラスに導いた実績を持つ矢野燿大。前一軍監督の再登板もあり得るだろうか。 1990年ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団。中日では思うような活躍ができなかったが、1997年オフに阪神タイガースにトレード移籍すると、出場機会が増加。 2003年には正捕手として126試合に出場し、打率.328、14本塁打、79打点の好成績を残し、リーグ優勝に貢献した。その後も扇の要を担い、攻守に渡ってチームを牽引した。 2010年限りで現役を退くと、2016年に阪神の一軍作戦兼バッテリーコーチに就任。2018年は二軍監督を務め、翌2019年には一軍監督に抜擢された。 監督初年度から4年連続でAクラス入り。特に2022年は、開幕9連敗とスタートダッシュに失敗しながらも、チームを立て直して3位でシーズンを終えた。 同年限りで退任となったが、若手育成など監督としての手腕は高く評価されていることから、再び一軍監督の就任が要請される可能性も、否定はできないだろう。
ベースボールチャンネル編集部