今日6日(月) 仕事始めは広く雨や雷雨 関東など太平洋側では局地的に激しく降る
今日6日(月)は、ほぼ全国で雨。大気の状態が不安定で、落雷や突風、急に強まる雨に注意。局地的には道路が冠水するような激しい雨に。また、雪が積もっている地域では、路面状況の悪化などにも注意が必要。
活発な雨雲が西から接近 九州では未明から激しい雨
昨日(5日)の日中は晴れのエリアが広がりましたが、この晴天をもたらした高気圧の中心は徐々に東へ。南からは暖かく湿った空気が流れ込んできています。沖縄や九州では、すでに昨夜から雨となっており、今日6日の未明に鹿児島県枕崎市で1時間34.0ミリの激しい雨を観測するなど、雨脚の強まっている所も。活発な雨雲は、次第に東へ進むでしょう。
落雷・突風・急な強雨 積雪の多い地域は路面状況の悪化など注意
沖縄や九州は、雨のピークが過ぎつつあり、日中は天気が回復に向かうでしょう。 一方、中国と四国は昼頃まで本降りの雨となりそうです。 近畿や東海、北陸、関東甲信は、昼前から雨や雷雨の範囲が広がってくるでしょう。太平洋沿岸の地域を中心に雨脚が強まり、激しく降る所もありそうです。道路が冠水するなど、交通に影響が出る可能性もあります。静岡県と関東では、雨のピークが夜の帰宅時間帯と重なりそうです。 東北は、日本海側では午前中から所々で雨や湿った雪。大気の状態が不安定で、落雷や突風に注意が必要です。夕方以降は、太平洋側も含めて各地で天気が崩れるでしょう。気温は高めで、降るものは雨の所がほとんどです。 北海道は、南西部と北部では日中いっぱい雨または湿った雪が降ったりやんだり。夜は東部で雪や雨が降るでしょう。 今日は北日本にかけても、雨の降る所が多くなります。雪の積もっている地域は、路面状況が悪化しますので、車の運転はくれぐれも慎重になさってください。また、屋根からの落雪や、ナダレにも十分な注意が必要です。
日本気象協会 本社 戸田 よしか
