寒い冬には元祖「蒸し寿司」で身も心も温まって…明治20年創業の老舗で愛される松江の冬の味覚(島根)
山陰中央テレビ
冷え込みが強まると恋しくなる「冬の味覚」、松江の伝統のあったかグルメ「蒸し寿司」も冬の訪れとともに人気が高まっています。 白い湯気に包まれた松江の名物「蒸し寿司」。明治20年(1887年)創業の老舗・「浪花寿し」で130年以上に渡って愛され続ける、伝統のあったかグルメです。 酢飯の上に錦糸卵を敷き詰め、山陰名物のあご野焼きやうなぎなどを乗せたせいろを専用の蒸し器で蒸して作られます。 福島睦アナウンサー: 具材はふっくらと蒸されていて、旨味がよくしみ込んでいます。身も心も温まります。 浪花寿し・坂本幸枝さん: 寒くなるとやっぱり『また寒くなったけんきたわ』とお客さんや常連さんも増えるので、うちとしては寒くなるのはありがたいです。 蒸し寿司は年中提供されていますが、寒くなるにつれ売れ行きが伸びるということで、冷え込みが強まった19日も、11時半の開店と同時に店内は満席に。 男性客: おいしいです。寒いのでもってこいですよ。 約130年前、「冬でもお寿司を楽しんでほしい」という思いから誕生したという 蒸し寿司。多い日には1日100箱以上が売れるということで、お店は本格的な寒さの到来に期待しています。
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