【韓国ドラマ】絶対ハマる!見出したら止まらない高視聴率を記録した「復讐劇」4選
ヴィンチェンツォ
ソン・ジュンギが伊マフィア弁護士に扮し、韓国の巨悪財閥を相手に悪をもって悪を制するブラック・コメディ。監督は女性。くせあり登場人物との爆笑シーン×人間の残虐性が斬新。 ■Netflixシリーズ『ヴィンチェンツォ』独占配信中
マイネーム: 偽りと復讐
父を殺されたヒロイン(ハン・ソヒ)が、犯罪組織のアンダーカバーとして警察に潜入し繰り広げられる復讐ノワールもの。体を張ったハン・ソヒに注目。 父を殺された少女が、復讐のために自ら犯罪組織に入り、父殺しの犯人がいるであろうと目される警察組織に警察官として潜入、緊張感あふれる復讐劇が展開するという内容。マニアからしてみれば、多分“ノワールあるある”のストーリーだてではありますが、胸えぐられるような「切なさ」を味わえる。 韓国最大の麻薬組織の幹部構成員である父を持つユン・ジウ(ハン・ソヒ)が、このノワール物語のヒロインです。父の逮捕に躍起となる刑事は、ジウが通う高校にも自宅にもピタリと張り付き、そのせいでジウは高校で激しいイジメに遭う毎日。そんな父でも、ジウにとっては一人きりの肉親。友人もなく世間からも阻害される孤独なジウを無条件に愛してくれる唯一の心の拠りどころなわけでして。ところが、ジウの誕生日。その愛する父は、扉ひとつ隔てたジウの目の前で何者かに殺害されてしまうのです。
その犯人を探すために、ジウは迷うことなく父が所属していた組織に入るのですが、ここがまたスゴイ。殺伐とした訓練施設で、組織のなかでのし上がることしか頭にない粗野な荒くれ男たちにまみれながら、その世界で生き残るために日々肉体と精神をいじめ抜くという。もちろん、ジウの心は1mmも揺れることなく、全身傷だらけになりながら自分を鍛え上げていくのですが、そのスリムな肉体の攻撃力は、紅一点でありながら、ついに荒くれたちの頂点に立つまでに。 ■Netflixシリーズ『マイネーム: 偽りと復讐』独占配信中