GENERATIONS 佐野玲於がタイで痛い目に?ドラマ『インフォーマ 』新シリーズで再び活躍する“ポンコツ”
新シリーズ参加を可能にした「個人の時間」
新作の制作が決まったと知らされたのは「1年ちょい前ぐらい」。具体的には「今年の頭に3カ月ズバッと開けられるか」と聞かれたという。 今年の上半期、GENERATIONSのメンバーはそれぞれ個人で活動する時間を作った。海外でDJツアーをするメンバーがいる一方、舞台に挑戦するメンバーも。留学したメンバーもいる。佐野は当初アメリカへの留学を考えていたそうだが、「留学先がアメリカからタイになったくらいな感じです」 「留学したいと思ったのは、ダンスもそうですけど、クリエイティブな仕事をすることが多いので、長期でどこかに行ってインプットすることって大事だと思ったからです。この10年ぐらいずっと同じところにいるし留学するのもいいなって」 タイはもちろん海外にこんなに長くいたのは初めて。とにかく刺激を浴びまくった。「タイはかなり刺激的でクリエイティブだったし最高で……」と、佐野。 「生活環境や文化の違いはすごく感じましたね。日本って今は経済的にも苦しくなってきていて人口も減っていますけど、タイや東南アジアはすごい伸びていて、Z 世代が多くて若い人で活気があふれてる、将来性しかないというか。だからか人が明るいんですよね。道を歩いてても、街のなかを歩いていても、みんなが明るい。それで東京はどうかっていえば朝は仕事行く人たちが AI みたいな顔をしてて、やっぱ活気がないと感じる時もあるし、エネルギーもね……。忙しすぎるっていうのもあると思うんですけど、なんか混沌としてるんですよね。タイで暮らして、タイというか東南アジアの波動の中で暮らしてみて、いい影響がたくさんありました」 いい影響やいい刺激を取り込んだ佐野はフル稼働中。アーティスト/パフォーマーという軸となる活動、クリエイティブな活動、そしてこのドラマで見せる役者業、全部が走る。 「エンタメっていうひとつの世界にあって、全部が作用して、全部でイキイキできるもの。表現というサークルの中に全部ある。ライブを作るのもそうだし、パフォーマンス作るのもそうだし、芝居するのも表現だし。今日はこれだからこれとか、このムードだからこれみたいなスイッチもないし、切り替えてもない。全部近いもの。あんまり境界線がないんです」 ダンスもライブパフォーマンスもクリエイティブも、演技も、全部が楽しい。そのどれかがなくなったら、「……それはつまらないかも」。 今は新体制でのGENERATIONSでのツアーを展開している。他のプロジェクトもあるが、ツアーに全集中だ。 「いい感じです、最高です。初日を迎えるまでは直前まで直しとかあって、やることが多すぎて寝れなかったですけど、このドラマが始まるころには落ち着いて弾けるライブができているはず」。 話を『インフォーマ』に戻そう。 「すごく壮大で、よりエンタテインメント性が深まった作品。登場人物のキャラクターが濃くて……見ごたえってところでは1話ごとにジェットコースターのような展開がある。なんかそれをこうヒヤヒヤワクワクした気持ちで楽しんでもらえたら」と、佐野。さらに「三島は前回同様視聴者目線で、どういうことが起こってるの?っていうのを見ていきます。三島がみんなのPOV(Point-of-view)! そういったところはすごく自分も意識をしましたので、そういう目線で楽しんでもらえたらうれしい」とアピールした。 『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』は、ABEMA SPECIALチャンネルで毎週木曜23時放送。初回は11月7日。 (TOKYO HEADLINE・酒井紫野) 『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』週刊タイムズの記者・三島(佐野玲於)は〈闇バイト殺人事件〉の黒幕を調べるために編集長の命でタイ・バンコクへ飛んだ。そこで三島を待ち受けていたのは2年前の〈火だるま殺人事件〉で三島に地獄を味わわせた“インフォーマ”の木原(桐谷健太)だった。木原と三島の前に、インフォーマを名乗る謎の男・鬼塚(池内博之)が立ちはだかる。木原と三島は壮大な情報戦に巻き込まれていく。他出演に、莉子、二宮和也、一ノ瀬ワタル、MEGUMI、森田剛ら。
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