純白のかわいいシンセサイザーは見た目に寄らず実力派
やはり楽器は見た目が大事。 カリフォルニアの新興楽器メーカーVONGONが、バーチャルアナログシンセ「REPLAY」をリリースしました。オールホワイトのアルミ筐体を採用しており、レトロフューチャー感あるデザインがかわいい。 【全画像をみる】純白のかわいいシンセサイザーは見た目に寄らず実力派 このREPLAY、1980年代の日本産シンセの名機、ROLAND JUNOシリーズとKORG Polysixにインスパイアされたという触れ込み。ちょっと音を聴いてみましょう。 浮遊感のあるストリングスやパッド系の音色が特にきれいですね。かなりPolysixに近い雰囲気で、80年代の質感がうまく再現されていると思います。
シンセとしてはシンプルな構成
仕様は6音ポリフォニックの32ビット処理バーチャルアナログ音源で、オシレーターは1基(ノコギリ波、矩形波、三角波、サイン波の4波形)。ノイズジェネレーター、フィルター、VCA、EG、LFOも各1基ずつで、MIDI同期可能なアルぺジエイターなども搭載。Web経由でプリセット管理、拡張パラメーターへのアクセス、最新のファームウェアアップデートも可能です。 鍵盤はCherry MXキーを採用していて、他のキーと交換も可能です。なによりインパクトあるのはやはりこのルックス。パラメーターなどの表記もないオールホワイトで、『2001年宇宙の旅』感あります。ノブやスライダーのデザインもクール。 インテリアとしても映えそうで、部屋の隅にちょこんと置いておきたくなるくらい。初回出荷分は早々に完売した模様ですが、メーリングリストに登録しておくと次回以降の出荷をアナウンスしてくれます。価格は899ドル(約13万6000円)です。 Source: VONGON
巽英俊