二宮和也、実写『推しの子』キャスト陣に“親心”「若い子たちが一生懸命この作品とぶつかって」
ドラマシリーズでサプライズ出演が明らかに
嵐の二宮和也が25日、都内で行われた映画『【推しの子】-The Final Act-』公開記念舞台あいさつに登壇。主演を務めた櫻井海音らキャスト陣を称賛する場面があった。 【写真】櫻井海音の“嘘”に会場も騒然…映画【推しの子】出演者が発表した「最近ついた嘘」 二宮は、主人公・アクアの最大の宿敵であるカミキヒカルを演じたが、撮影の段階でカミキは原作であまり描かれていなかったという。「映画の筋の中で原作より食い込んでくる形にはなっていたので、むしろ表現は自由ではあった。映画を見たあとに、原作に戻っても、いろんなカミキがいてもいいと思っていた。むずかしいと言えばむずかしいけど、先生たちにも『自由にやっていいです』と言ってもらって、自由にやらせていただきました」と明かした。 本作は櫻井を始め、伝説のアイドル・星野アイ役に齋藤飛鳥、アクアの双子の妹・ルビーに齊藤なぎさなど、若い世代の実力派キャストが集結。撮影を振り返り、「今回は核となる人たちが本当に頑張って、【推しの子】に向き合っている姿を見てすごく感動しました」と熱演を絶賛すると、「親ではないけど、頑張っていたのを垣間見たり、聞いたりすることで、おそらく自分の若い頃にもあったのだろうけど、どこかふたをして思い出していない自分が今いると考えた。みんな貴重な経験をしていたんだと改めて感じました」とキャスト陣を労った。 締めのあいさつでは、「若い子たちが一生懸命この作品とぶつかって生まれたものを映画として残している。ある種、青春もあるような形の作品。原作ファンの方も必ず納得していただけると思っていますので、見ていただけたらと思います」と胸を張ってアピールした。 本作は、2020年に『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏のタッグで連載スタート。伝説的アイドル・アイの子どもとして転生するファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、“芸能界”という複雑な世界に躊躇(ちゅうちょ)なく切り込む他に類を見ない斬新なストーリーが人気を集めた。ドラマシリーズ(全8話)は、Amazon Prime Videoにて配信中で、映画はドラマの続きを描いている。
ENCOUNT編集部