鮮度、節約、得意分野…家電のプロレビュアーに聞く使いやすさも納得の最新冷蔵庫。
鮮度キープはもちろん、電気代や食費の節約に役立つ機能など、アップデートが止まらない最新冷蔵庫を紹介。
家電量販店に並ぶ冷蔵庫はどれも同じように見えるが、機能にはずいぶん違いがある、と語るのは、家電のプロレビュアー・石井和美さんだ。 「ドアを開けたり閉めたりして、結局、見た目で選んでいませんか。野菜をよく使うなら野菜室は真ん中のほうがいいし、電気代が高騰している今、省エネ機能があるタイプはうれしいですよね。鮮度キープも野菜、冷凍食品、作り置きなど、それぞれに得意分野があります。冷蔵庫を10年以上使っていたら、そろそろ買い替えどき。厳選の最新冷蔵庫を紹介しますので、自分の食生活や暮らしに合うタイプを見つけてください」
「野菜室真ん中タイプで、湿度をコントロールする機能があり、ほかの冷蔵庫と比べて多湿。乾燥しないので鮮度が長持ちします。我が家は子どもが野菜好きなので、東芝製品を使っています」。手がふさがっていてもドアを開けられるタッチオープン機能や、ワンタッチでドアポケットの高さを変えられるなど、使い勝手の面でも工夫あり。
ミストチャージユニットという湿度コントロール機能で、野菜に潤いを与える。
温度設定により、チルドルームに入り切らないものも、適した環境で保存できる。
「外出先から冷蔵庫の中身が確認できたり、冷凍室が3段で、たくさん炊いたごはんを素早く冷凍できたり。丸ごとチルドルームのようにも使える冷蔵室は作り置きの保存に向いているので、忙しい共働きの子育て世帯におすすめしたいです」。冷蔵室独立冷却システムや、通常運転より6~10%の節電効果がある節電モード搭載で、電気代節約も。
スマホ1台で冷蔵庫5台まで確認できるから、離れて暮らす家族の見守りにも。
冷凍室1段目は専用温度センサーとアルミトレイで、温かい食品も瞬時に冷凍。
「冷蔵室のナノ低温脱臭触媒は消臭力がすごい。ししゃもなどにおいやすい魚を入れても、魚臭さが残りません。奥行が薄いので冷蔵室最上段も見やすく、冷凍室も収納しやすいから消費期限切れ防止にも」。「COCORO HOME」というクラウドサービスにつなげば献立提案や音声案内もあり、使うほど学習して利用者に合う情報を提案。