「海に眠るダイヤモンド」鉄平が朝子写真みて「幸せそうで良かった」完全版では解釈変わる→体震わせ悔しさ 断ち切るように賢将に返す TVではカットされた名場面
神木隆之介主演のTBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」が22日に最終回を迎え、Tverなどで最終回2時間枠でカットされた未公開シーンを含めた完全版が無料配信されている。 【写真】完全版ではTVでカットされた名場面も 完全版は最終回を2話に分け最終話前編(9話)「あの夜」、最終話後編(10話)「記憶は眠る」として配信。テレビの本放送でカットされた未公開シーンは多く、より物語を深く理解できる内容となっている。 逃亡生活を余儀なくされた鉄平(神木隆之介)が賢将(清水尋也)を呼び出した教会の場面も、完全版は長く…。 賢将から、結婚して母となった朝子(杉咲花)の写真を見るかと聞かれた場面では、TV版では「いや」と一旦断ってから、「見る、見ないと後悔しそう」と受け取ったが、完全版では「ちょと、ちょっと待って」と長い時間迷った後に写真を見ることに。 TV版では、朝子が百合子(土屋太鳳)と子供たちの運動会で撮影した写真が大写しとなり、鉄平の「幸せそうでよかった」の声が入り、安堵しているようにも解釈できた。 一方で、完全版では鉄平の姿が映り続け、写真を2回見た後に、泣きそうな表情に。強がるように「フフフ」と声をあげてから、賢将に「はい」と言ってさっと写真を返し、思いを断ち切るように「幸せそうでよかった」と体を震わせている。 完全版では、澤田(=サワダージ 酒向芳)が負った傷について語る場面や、前半部分でも流れる主題歌「ねっこ」、端島を離れる人たちの場面などの未公開シーンが含まれている。