Amazonは、11月22日に「オンラインショッピングと配送用梱包に関する意識調査」の結果を発表した。

Amazonは、「オンラインショッピングと配送用梱包に関する意識調査」実施

なお同調査は、2023年10月、オンラインショッピングを利用する日本在住の18歳以上2,000名を対象に、オンラインで実施されたとのことだ。

Amazonがイギリスの調査会社OnePoll社に委託して実施した調査の結果によると、日本の消費者の7割以上（71%）が、オンラインで注文した商品の多くについて、配送用の梱包を省き商品パッケージのままで配達されることに抵抗感がないことが明らかになったという。

日本でオンラインショッピングを利用する人にとって、よりシンプルな梱包が受け入れられていることを示す調査結果となった。

また、日本の消費者が商品パッケージのままで配達されることに特に抵抗感がない商品は、洗剤、トイレットペーパー、文房具などであることも判明。一方で、生理用品といったパーソナルケア用品などは、配送用の梱包での配達が望ましいとの結果になったとのことだ。

配達イメージ

調査に参加した半数以上（53%）が、商品パッケージのままでの配達に関するメリットとして、「追加の梱包を処分・リサイクルする時間を省くことができる」と回答し、次に「梱包資材の削減につながる」（47%）が続いたという。

Amazonは、さまざまなサイズや種類の梱包材を用いてそれぞれに合った梱包を推進。

また、メーカー各社との協業やフルフィルメントセンター（物流拠点）のオペレーションや配送プロセスの改良を重ねることで、より多くの商品が商品パッケージのままで送れるよう取り組みを進めているという。

商品パッケージのまま配送される対象商品の一例

Amazonから発送されるベビー用の紙おむつや掃除用具、ペットボトル飲料など、すでにさまざまな商品が商品パッケージのままで利用者に届けられているとのことだ。

追加の梱包を省くことで、梱包資材の削減や余分な段ボール箱や紙袋を開封し、処分・リサイクルするための利用者の手間を減らすことができ、さらに荷物の軽量化にもつながるため、配送に伴うパッケージあたりの温室効果ガスの排出量削減に貢献するとのことだ。

＜参考＞ Amazon『オンラインショッピングと配送用梱包に関する意識調査』