「守護神」ヌートバー“舌出し”ファインプレーでチームの窮地救う 適時打など攻守にわたり活躍
◇MLB カージナルス 5-4 オリオールズ(日本時間23日、ブッシュ・スタジアム) 【激怒】前日の試合で退場処分を受け、審判まで1センチのところまで詰め寄るヌートバー選手 前日の試合が悪天候により中断され、変則的なダブルヘッダーとなったカージナルス。ヌートバー選手は前日に退場処分を受けたため、2試合目のみの出場となりました。 『2番・ライト』でスタメン出場したヌートバー選手は3点を追う5回、2アウト2塁の場面で139キロのカットボールをセンター前に返すタイムリーヒットで1点を返します。 ヌートバー選手のヒットで反撃の狼煙を上げ、続く6回に3得点で逆転に成功。 すると2点リードで迎えた9回、守備でもヌートバー選手からビッグプレーが生まれます。 ノーアウト1・3塁とピンチの場面、カイル・ストーアーズ選手が放った打球はライトのフェンス際まで飛んでいきます。これをヌートバー選手が後ろ向きでキャッチ。3塁ランナーのホーム生還は許しましたが、抜ければ同点の当たりを見事に捕球し、窮地を最少失点でしのぎました。 このプレーにファンからは「チームを救う守備」、「守護神」、「やるやんタツジ」など称賛の声が上がっています。 またヌートバー選手はWBCで好守備を見せた際に、舌が大きく口の外に出ていたことが話題になりましたが、このプレーでもしっかりと舌が出ていました。 最後のバッターはショートゴロに打ち取り、カージナルスは5-4で勝利しています。