東海道新幹線、一部区間で減速運転 在来線特急は一部運休も JR東海 南海トラフ地震臨時情報受け
JR東海は南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」の発表に伴い、東海道新幹線の一部区間で速度を落として運転をすると発表しました。 【影響】「巨大地震注意」発表で交通機関にも影響 東海道新幹線などに遅れや運休 三島・三河安城駅間で通常の最高時速285キロから230キロに減速し、これによりこの区間を走行する列車は少なくとも10分程度遅れが発生する見込みだということです。 速度を落としての運転は今後1週間程度続く予定で、JR東海は現時点で新幹線の運休の予定はないものの、今後の運転状況に注意するよう呼びかけています。 一方、在来線の特急では、サンライズ瀬戸・出雲号、南紀号、伊那路号、ふじかわ号を8月15日までの間、運休するということです。またほかの在来線の列車でも、速度を落として運転をしたり、途中駅で運転を打ち切ったりする可能性があるとしています。 またJR東海は東海道新幹線や在来線で、きっぷを購入している人には、手数料を取らずに変更や払い戻しをする対応を発表しました。旅行を取りやめる人には、手数料を取らずに運賃・料金を払い戻すということで、乗車日から起算して1年以内に、全国のきっぷうりばのあるJRの駅に提出すれば取扱いできるとしています。