「この人となら結婚してもいいな…」 “結婚願望ゼロ”の俳優・鹿野裕介さんの心を動かしたものとは
プロポーズの言葉は……
裕介さんは札幌の実家にテレビ電話で同居を報告。真面目に話そうとすると、裕介さんは父に「あれ、隣にいる子は誰かな~?」と茶化された。かくて父上は彼女と画面越しの初対面を果たしたのだった。 二人は4月に裕介さんの実家へ。心音さんは緊張していたが、家の前には格好つけた姿で立つ裕介さんの父上が。「面白過ぎて緊張が一瞬で飛んでいった」。 こうして吉日が重なった5月15日に入籍した。 ただ、裕介さんからのプロポーズの言葉はまだない。「その言葉をもらうのは多分一生に一度。だからこそ経験したいんですよ」と心音さん。父上のお茶目さを見習った楽しい求愛にも期待大。あとは新婚旅行だ。共に“激辛好き”だけに「ベトナムのエスニックを食べに行くのもいいね」などと計画中だとか。 共演経験はないが、「もし誰かが面白がってキャスティングしてくれたら」と期待する二人。役で見せてきたさまざまな表情を超える幸せが映像から伝わるだろう。
「週刊新潮」2024年9月5日号 掲載
新潮社