紀藤弁護士 自民の裏金候補への2000万円支給問題に「寄付金を返還できないって不思議です」
弁護士の紀藤正樹氏（62）が25日までに自身のX（旧ツイッター）を更新。自民党が衆院選で非公認とした「裏金候補」側に公認候補と同額の2000万円を支給していた問題について言及した。 この問題を巡っては、自民非公認となった前職の小田原潔氏が24日、自身が代表を務める党東京都第21選挙区支部へ党本部から2000万円が交付されたことを明らかにした。小田原氏側は「こちらから要望したものではなく、困惑している」として返金する意向を示しているが、党本部は「党からの寄付だから受け取れない」と言っているという。 小田原氏の秘書によると、2000万円は党本部からは事前の連絡なしに振り込まれ、報道後に気付いたという。「党本部からは返却できないと言われたが、弁護士とも相談して返却方法をこれから考える」としている。陣営関係者は「非公認になってから、自己資金で選挙を乗り切る考えで、覚悟を決めてやってきた。寝耳に水の話でありがた迷惑だ」と話している。 紀藤氏は、自民党本部の姿勢に「寄付金を返還できないって不思議です」とつづった。
