令和に大人気!「公営ギャンブルのお仕事」が芸能界で奪い合いになっている納得のワケ
『AKB48』のチーム8に所属していた福留光帆(みつほ)(20)が、″ポスト渋谷凪咲(なぎさ)″として快進撃を続けている。 長澤まさみ 日本ダービーの表彰式で見せた“神々しい”ワンピース姿【写真】 「今年3月、『ゴッドタン』などを手掛けた元テレビ東京の辣腕プロデューサーの佐久間宣行(48)のYouTubeチャンネルにドッキリ企画のターゲットとして出演した際、大喜利の実力を見せつけ、ボートレース愛を披露したことが話題となったのがきっかけです。今やボートレースの番組や配信をはじめとして、多方面で引っ張りダコとなっていますよ」(スポーツ紙芸能担当記者) 福留のブレイクに戦々恐々としているのが、大手芸能事務所なのだという。 「コロナ禍以降、インターネット投票ができる公営ギャンブルが売り上げを伸ばしていて、配信や営業のギャラがいいのです。あまりの好況に、ギャンブル好きが多数所属する吉本興業は公営ギャンブルに特化した営業部門を発足させたといいますし、『BSよしもと』ではMIXIが運営する『チャリロト』とタッグを組んで、競輪中継番組を毎日放送しています。 公営ギャンブルに詳しい女性タレントはスケジュールの取り合いになっているのですが、そこに現れたのが福留でした。彼女はボートレース好きの父親の影響もあって10代の頃からハマっている″ガチファン″。知識も蘊蓄(うんちく)も段違いで、にわか好きタレントを売り込んでいた芸能事務所には脅威です」(広告代理店関係者) 公営ギャンブルがいい印象を持たれない時代もあったが、神尾楓珠(ふうじゅ)(25)など人気俳優がCMに出演するようになって、一気にイメージアップ。若い世代のファンが急増しているのも、公営ギャンブルに芸能事務所が注力する理由だ。 「武田玲奈(26)はボートレースのCM契約終了後、すぐさま出身地にある『いわき平競輪』のイメージキャラクターに就任しています。ワタナベエンターテインメントも熱心で、『我が家』の坪倉由幸(46)はボートレース配信番組のMCを務めていますし、競輪場などの営業に『ぱーてぃーちゃん』や『四千頭身』など人気若手芸人を積極的に出演させています」(前出・広告代理店関係者) ネットTV局のABEMAはボートレースや競輪の中継番組が複数放送されているが、「こちらも仕事の奪い合いになっている」と制作会社ディレクターは言う。 「ボートレース振興会などが直接スポンサーを務めているから、ギャラがいいんですよ。ABEMAが中継番組を立ち上げる際、『品川庄司』品川祐(52)や『NON STYLE』の井上裕介(44)を試験的にMCに起用したところ、ギャラの額を聞いて先輩の『ココリコ』遠藤章造(52)が目の色を変えたといいます。 その後、かつて『ダウンタウン』の番組に関わっていたABEMAのプロデューサーに遠藤が売り込みをして、正式MCの座をゲットした――と、もっぱらの噂ですよ」(制作会社ディレクター) 指原莉乃(31)も、ボートレース好きを仕事に繋げているタレントの一人だ。 「彼女がプロデュースするアイドルグループ『=LOVE』のYouTubeチャンネルで定期的にボート企画を行い、タイアップ仕事を獲得しています。さすがですよ」(前出・広告代理店関係者) ギャラが下がる一方の地上波より、ギャンブル仕事のほうが魅力的なのである。 『FRIDAY』2024年6月28日号より
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