「町中華で飲ろうぜ」玉袋筋太郎、MC卒業した坂ノ上茜にエール「5年間は絶対に無駄にならない」
◆町中華の人たちに大切なことを教えてもらった
坂ノ上:町中華に関するメッセージがあるので読みます。 <リスナーからのメッセージ> 「町中華で飲ろうぜ」5年間お疲れ様でした。新たなお仕事のステップアップとして卒業ということでよかったです。次も期待しています。 番組では、白岳しろがしっかり映りこんでいて、ラジオとテレビ局を超えてコラボしているようで楽しかったです 坂ノ上:私が卒業発表をした中華「ランラン」さんで、お店に入ったときに店主さんが白岳しろをカウンターに置いてくれていたんですよ。 玉袋:粋な計らいだねえ。 坂ノ上:この番組もチェックしてくださっていて、用意してくださったそうです。嬉しいですし、「ぎゃんっ!ラジオ」のリスナーさんは「おお!」となったと思います。 玉袋:なんというか、お店の人たちに育ててもらったところもあるよね。俺はいい歳だけど、一生懸命働いている姿を見ると勉強になる。 坂ノ上:そうですね。いくつになってもずっとバリバリ働く方ってお若いなって思います。そして、心がすごく温かい。いろんな人を見ているからこそ、ちょっとした言葉がすごく温かかったりします。 玉袋:言ってみりゃ激務だよ。スープを仕込んだり、鍋をずっと振り続けるわけじゃん。お客さんを満たしてくれる大将の心意気って素敵だよね。 坂ノ上:もっと頑張らなきゃって自分自身を奮い立たせてくれる存在でした。 玉袋:そういう人たちと触れ合えたから、茜ちゃんと秋ちゃんは当たりなわけよ。この5年間は絶対に無駄にならないと思うよ。
◆波乱の50代を綴った書籍を発売
坂ノ上:先月発売された書籍「美しく枯れる。」(KADOKAWA)について聞きたいです。すごく読みやすくて、語り口調なのもあって玉さんと喋っているような感じになりました。本なのに距離が近い感覚がありましたし。 玉袋:嬉しいね。だけどさ、そんなところまで書くなよってところまで俺は踏み込んでいるじゃん? 坂ノ上:本当に赤裸々だし、第3章の夫婦のお話は読んでいて「奥さんへのラブレターじゃん!」って思いました。この本を読んだうえで、玉さんが私にいろいろかけてくれた言葉を思い返すと、より深みを感じました。このバックボーンがあったから、こういう言葉をかけてくれていたんだなと思いました。 玉袋:俺は60歳も近いんだけど、家族、仕事、仲間にも恵まれて十分だけど、この歳になると背負い込むことも多くなるんだよ。茜ちゃんのご両親も、きっとそういうことを抱えながら生きている。そういうことだと思いますよ。 坂ノ上:本のなかにはたくさん印象的な言葉がありました。まだ私は20代だから貪欲さが大事なんですけど、美しく枯れるっていう意味でも、50代という年齢を経ていったときに「身の丈に合う」という考えを持てたらいいなと思いました。 玉袋:おお~! 若いとついつい下駄を履いちゃうからね。履いちゃうんだけど、(いつしか)履きすぎたなと思うわけよ。下駄を脱いだら身の丈になるわけでさ、楽になるよ。50代60代を過ぎてもまだギラギラしている人って周りにはいるわけ。俺はそういう人といると疲れちゃうんだよね。自分の運転で自分の道をゆっくり走っていく感覚なのかな。 (TOKYO FM「白岳しろ 坂ノ上茜のぎゃんっ!ラジオ」2024年4月18日(木)放送より)