FC東京が9年ぶりのJ1アウェー鳥栖戦勝利!! DF木本恭生の豪快ボレー弾で鬼門突破
[5.31 J1第17節 鳥栖 0-1 FC東京 駅スタ] J1リーグは31日、第17節のサガン鳥栖対FC東京を開催した。FC東京は1-0で勝利し、2015年以来となるJ1アウェー・鳥栖戦での3ポイント獲得となった。 【写真】日向坂46メンバーがサポ姿で現地観戦「可愛すぎて二度見した」「美しさで溢れてる」 FC東京は前半11分、CKの流れからこぼれ球をMF高宇洋が頭でペナルティエリア内に送ると、DF木本恭生が右足を一閃。強烈なボレーシュートはクロスバーに当たりながらゴールネットに突き刺さった。一時は木本のオフサイドと判定されたが、VARが確認した結果オンサイドとしてゴールが認められた。 続く前半24分、DFエンリケ・トレヴィザンのロングフィードに対応した鳥栖DF長沼洋一がGK朴一圭にパスするも、横にズレる。こぼれた先にいたMF松木玖生が冷静にゴールへ流し込み、FC東京の追加点かと思われた。ただ、再びVARが介入。清水勇人主審がオンフィールド・レビューを行うと、オフサイドポジションだったFW俵積田晃太が長沼にプレッシャーをかけて影響を与えたと判断した。最終的にオフサイドでゴール取り消しとなった。 失点を免れた鳥栖は前半39分、MF手塚康平のクロスをMF横山歩夢が合わせる。ボールは枠を捉えたが、GK野澤大志ブランドンのセーブに遭った。横山は0-1で折り返した後半6分にもミドルシュートでゴールを狙ったが、再び野澤に防がれた。 FC東京は後半20分、DF中村帆高がFW仲川輝人との交代でピッチに入る。中村は負傷交代した4月3日の浦和戦(○2-1)以来となる出場となった。同29分、俵積田とのワン・ツーで松木が抜け出す。ゴール前まで持ち運んで左足を振り抜いたが、ボールはわずかに枠の右に外れた。直後、松木は左足のもも裏を押さえて座りこむ。自らバツサインを出し、FWディエゴ・オリヴェイラとの交代となった。 後半40分、FC東京は中村がカットインから左足を振り抜くが枠の上に外れた。それでもリードを守り抜いて試合終了。今季2度目の完封勝利となった。