東京V、MF森田晃樹が3年連続で主将に「辞める意味はないので」…オフには複数クラブからオファーを受けるも残留を決断
東京Vが8日、都内のグラウンドで練習を行った。 始動から2日目のこの日はファン、サポーターにも一般公開され、練習開始前にはMF森田晃樹(24)が「今年もキャプテンを務めます」とサプライズ発表した。 【動画】練習公開日に多くのファン・サポーターが来場 始動日の7日に23年シーズンから3シーズン目となる主将続投の話を受けて正式に決まったが、強固な信頼関係で結ばれている城福監督からは「やらないと言ってもやらせる」と言われたという。森田は「選択肢はなかったですけど、自分的にも辞める意味はないし、いいかなと思ってます。最初のミーティングでも、もうちょいキャプテンらしいことをしたいと言ったので。今日、(ファンの)前で話したようなこともチャレンジ出来れば」と前を見据えた。 16年ぶりのJ1で戦った昨季は下馬評を覆して6位と大躍進。ボランチの位置で卓越した技術と豊富な運動量で存在感を放った森田には、オフには複数クラブから好条件でのオファーが届いたという。それでも、下部組織からヴェルディ一筋で戦う森田は「結局、ヴェルディに対しての思いが決め手にはいつもなっているので。その気持ちの部分と、僕の目標に対してどれだけクラブがしっかり一緒に歩んでくれるかというのを決め手にしました」と、“ヴェルディ愛”を貫いて残留を決断したことを明かした。 そして迎えるJ1復帰2シーズン目となる今季へ「本当に謙虚に一歩ずつやっていくのは良さだと思うので、そこを忘れずに。自分に対しても、チームに対しても厳しくやることしかないと思う。そうやれればおのずと結果はついてくると思う。頑張ります」と決意を示した。
報知新聞社