ふっくらボリューミーな唇で顔全体の印象を変える。
ふと鏡に映った自分の顔を見て「なんだか疲れてる!?」と自ら問いかけてしまうこと、ありませんか。 メイクを見直してマイナス印象を払拭! メイクアップアーティストのレイナさんに教わります。
唇のくすみを補正して、リップカラーを発色よく。
より自然にふっくらと、ボリューミーな唇を演出。
ティント処方のリップで唇のベース作り。
顔全体の印象を左右するリップメイク。ふっくらツヤやかな唇ではつらつと見せたい、そんなときはティント処方のリップを活用したい。 「年齢を重ね痩せてきた上唇を補強しようと口紅だけを塗ると、どうしても取れやすくなる。まずは唇の色が染まるティントでふっくら見せつつ、ライナーで補強すると色持ちが全然違ってきます。その際は、口紅の色味をチークと合わせると、メイク全体もしっくりまとまりますよ」
1.唇の山のカーブにリップティントを当てて、まずは中央部分を塗っていく。下唇も同様に。
2.上、下の唇の端から中央に向けてつなげるように塗る。
3.唇の輪郭と色が足りない部分にリップライナーを使い、補うように描き足す。
にじみにくい処方でリッチな発色。リップカラーの持ちをよくし、美しい仕上がりを長時間キープ。なめらかな描き心地。
熟したプラムのような青みピンク。色落ちせずにつけたての色をキープしながら、植物オイルでベタつかず唇をしっとり保湿してくれる。
唇にのせた色を鮮やかに生き生きと見せる。
仕上げの口紅は指を使ってのせていく。
「大人になると色味が薄くなってくすんでくる唇を、厚みを出さずに元気に見せてくれるのがティント。口紅はいかにも塗った感じがするけど、ティントは唇に化けるイメージ。唇と一体になって元から血行がよいように見せる、唇のベースメイクのような感じですね。そこに好きな色を重ねて華やかにするといいでしょう」 重ねる口紅の塗り方にもコツが。直に唇に当てるのではなく、指にとってつけるとナチュラルな色づきに。
1.唇の上下の中央部分にリップティントを塗っていく。
2.指に口紅を取り、まずは上唇の中央にのせる。
3.そのまま唇の端まで指を使ってポンポンと自然と伸ばすようにのせていく。下唇も同様に。