田中麗奈さん(43)「育休は休みではない!」出産直後に感じた、母としてのジレンマ|STORY
役者も育児も身体が資本。食事と運動でしっかりケアを
昔から和食=健康というイメージがあるので、食事は基本的に和食です。お肉もしっかり食べますが、野菜を意識して多めに摂り入れるようにしています。たまに自分で仕込むこともあるほどお味噌が大好きなので、お味噌汁にとにかく野菜を沢山入れて、“食べる味噌汁”に。例えばトマトやブロッコリー、アスパラなど、“本当に合うの!?”と思われそうな野菜も躊躇なく入れています(笑)。トマトは生で食べると冷えてしまいますが、お味噌汁に入れると身体もポカポカに。温野菜のような感覚で、食べ応えもあって丸ごと栄養を摂れるので、忙しいママにはおすすめです。 主食も以前は玄米一択だったのですが、脂肪分や水分が少ないので、ダイエットにはいいけれど痩せすぎてしまうことも。40代は顔もふっくらしていた方が健康的で綺麗に見えると思うので、白米もしっかり摂りつつ、食物繊維が多くてお通じにも良い玄米も食べるようにしています。 産後は体が緩んでいたのでランニングをメインに。昨年はジムでしっかり走り込み、筋力トレーニングもセットで行っていました。最近はピラティスを始めたのですが、体質的に身体が硬くなりやすかったので、ほぐして緩める方が合っているなと。今はヨガを中心に身体を動かしています。その時の季節や身体の状態や、どうなっていきたいかという理想に応じて、ヨガ、ピラティス、ランニングや筋力トレーニングなど、割合を変えているんです。トレーナーさんがいる時もありますが、基本的には自分でメニューを決めて、日頃のメンテナンスをしていますね。
忙しいママ業中の美容はもっぱらパックに頼ります
乾燥肌なので、とにかく潤すケアを中心に。朝はスチームを当てながら洗顔をして、その後は必ずパック。美容液をつけたら、今は乳液ではなくしっかりとクリームで蓋をするようにしています。毎日、1日に2~3回は何かしらのパックをしているんです。朝と夜、それから夕方に公園やお散歩から帰ってきた時にも欠かさずパック。外の埃や汚れが肌に付着しているような気がして、すぐに洗顔するのでその後につけています。 パックは何種類かスタメンたちを常備して、肌のコンディションやその日の気分に合わせて使い分け。定番のシートパックをはじめ、クリニークの炭酸パックやルリビオのゾンビパック、眠っている間に保湿ケアができるFAMMEのスリーピングマスクがお気に入りで毎日のケアに使っています。ルリビオのゾンビパックはその名の通り、塗るとゾンビのようにパリパリに!使った後は肌の色が白くなるのを実感できます。シートパックは韓国メーカーAGEのものを愛用。FAMMEのスリーピングマスクは、寝る前に塗ってそのまま眠ると朝まで潤うので便利です。パック美容を始めてから、水分を入れ込むことで肌がふわっと柔らかくなり、くすみが解消。顔色が明るくなりました。 役者の仕事も育児も体力勝負なので、身体が資本。身体をつくる上で食事と運動はやっぱりベースだと思います。何か特別なことをするよりも、自分自身の身体や心に耳を傾けて、コンディションに合った美容や運動、食事で労わることが大切。40代はこれまで以上に体調の変化に敏感になって、ケアを続けていきたいと思います。 シャツ¥18,920(メゾンスペシャル/メゾンスペシャル 青山店)パンツ¥47,400(シー/エスストア)シューズ¥74,800(ディアフランシス/ギャルリー・ヴィー 丸の内店)ピアス¥42,900※片耳価格(ジャスティン デイビス/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) 撮影/谷田政史(CaNN) ヘア・メーク/岡野瑞恵 スタイリスト/竹村はま子 取材・文/渡部夕子