『アンチヒーロー』最終回は「法廷シーンが38分38秒」 飯田和孝Pが明かす
――miletさんが手掛ける主題歌「hanataba」がかかるタイミングも気になりますね。 毎週どこで主題歌がかかるか注目してくださっているので、最終回でも「どこでかけるか」はすごく議論しました。もともとmiletさんには「ドラマでは描かれない、明墨から紗耶への思いを歌にしてほしい」とオーダーしていたのですが、明墨の伝えきれない思いや“小さな希望”という僕の言葉をヒントにしてくださってみたいで。最初の「大嫌い 嘘じゃない」という歌い出しがすごくハマったなと思いましたし、楽曲の中でも謝罪や贖罪の気持ち、明墨の思いが「ごめんね」という歌詞に乗っかっているんだなと感じています。miletさんの楽曲だけでなく、梶浦由記さんと寺田志保さんの劇伴など全部ひっくるめてこのドラマができているので、主題歌に求める意味合いもすごく大きかったです。最終話で「hanataba」が流れるシーンは、その後の展開なども含めて、納得のタイミングで流れるんじゃないかなと。 ――最後に、視聴者へメッセージをお願いします。 とにかく最終話を観ていただきたいという思いが一番強いです! 法廷シーンが38分38秒と本当に長いのですが(笑)、法律ドラマである以上、やっぱり最後の勝負は法廷ですべきだと思っているので。充実感や達成感はまだないですが、作品が世に出る以上、最後は視聴者の皆さんが観て判断していただきたいです。