【ライブレポート】Little Glee Monster、高校生ダンス部と壮大なコラボパフォーマンスを披露
■Little Glee Monsterが出演した、完全招待制プレミアムライブ『Precious Live』が大盛況で終了! 【画像】千葉県立幕張総合高等学校ダンス部「DOHOPS」の皆さんと記念撮影 Little Glee Monsterが出演する完全招待制プレミアムライブ『Precious Live』が9月23日に開催。2万7,000名を超える応募の中から抽選で選ばれた1,400名が一夜限りのスペシャルライブを堪能した。 2008年にスタートし今回16回目を迎えた『Precious Live』は、スペースシャワーTVとJ:COMが贈る完全招待制のプレミアムライブ。本イベントの2024年のライブアーティストとなったLittle Glee Monsterは、2022年にミカ、結海、miyouの3人が加入、第二章をスタート。日本国内にとどまらない活躍で2024年10月にはデビュー10周年を迎える。 本ライブは、リトグリファンにとっても貴重な、アコースティック編成を織り交ぜた構成に。新旧ヒット曲にリクエスト曲やカバー曲を交え、まさに周年にふさわしいラインナップで6人による見事なハーモニーと感動が会場を包んだ。 Precious Live恒例のコラボレーションでは高校生とのダンスコラボを披露。今回選ばれたのは千葉県立幕張総合高等学校ダンス部「DOHOPS」。学生自ら考案した振り付けと、元気溢れるダンスで客席を巻き込み、リトグリの一夜限りのステージに華を添えた。 このコラボレーションの模様は、J:COMのコミュニティチャンネル「J:テレ」にて10月27日に本ライブコラボ企画の30分ドキュメンタリー番組として最速放送される他、「スペースシャワーTV」ではその番組にライブ本編を加えた120分の特別番組として11月24日に独占放送されることが決定している。 また、11月24日のスペースシャワーTV初回放送に合わせ、限定サイン入りステンレスボトルが当たるX(旧Twitter)キャンペーンも実施。こちらも要チェックだ。 【ライブレポート】 スペースシャワーTV×J:COM による招待制プレミアムライブ『SPACE SHOWER TV x J:COM Little Glee Monster Pr ecious Live』が、9月23日、松戸・森のホール21にて行われた。 2024年10月のデビュー10周年を目前にしたタイミングに実現したこのスペシャルイベント。リトグリは2021年にも同ライブに出演しているが、当時はコロナ禍真っ只中ということもあり無観客配信ライブとして実施されたため、今回が初めて有観客での開催となる。また、2022年に加入したミカ、結海、miyouにとっては初の『Precious Live』となり、2万7,000人を超える応募の中から抽選で選ばれた1,400名がこの貴重なステージを堪能した。 定刻を過ぎた頃、会場が暗転すると黒基調の衣装を着用したメンバー6人が静かにステージに登場。そのままアリアナ・グランデ「One Last Time」や BTS「Butter」、ABBA「Dancing Queen」など新旧の海外ヒット曲を多数交えたアカペラメドレーを披露し始めた。圧倒的な歌唱力とボーカルワークによるこのパフォーマンスに、早くも観客は大興奮の様子。リトグリからの思いがけないプレゼントに、温かなクラップで応えていった。彼女たちらしいライブの幕開けに対し、客席からは惜しみない拍手が送られる。 そんな中、メンバーのMAYUは3年前の『Preci ous Live』を振り返りつつ「今回は新しい仲間とともに、さらに目の前に皆さんを感じることができるという、この上ない幸せを噛み締めながら音楽を楽しめることを心からうれしく思います」と喜びを伝え、そして「あらたな出会い、出発にぴったりな1曲」の言葉に続いて、「Join Us!」「DIVA」と軽やかな楽曲を連発。「Ready to go」では直前のMCで観客と練習したコールもばっちりキマり、一体感を高めていく。さらに迫力あるダンスが魅力の「WONDER LOVER」も繰り出され、会場内の熱気も曲を重ねるごとにどんどん高まっていった。 その後ステージにバンドメンバーが加わり、アコースティック編成による特別なステージを展開。メンバー6人の息がぴったりと合ったアカペラからスタートする「Jupiter」では、途中からピアノやアコースティックギター、パーカッションの演奏が加わり、幻想的な照明演出とともにエモーショナルな空間を作り上げる。リトグリを広く知らしめるきっかけを作ったこの名カバーに対し観客は着席してじっくり耳を傾け、感動的なボーカルパフォーマンスを前にいつまでも鳴り止まない拍手を送り続けた。そして、続く「I Promise You」では6人がバンドメンバーのもとに寄り添い、リラックスした雰囲気の中で温かなメッセージを届けていく。 ここで、アサヒがイベント応募者から集まった「歌ってほしい楽曲」とそれにまつわる思い出話を紹介。幅広い世代から届いたメッセージの一つひとつにメンバーが思い思いの感想を口にしていき、その流れからリクエストが多く寄せられた楽曲のひとつ「青春フォトグラフ」をアコースティックアレンジで披露。心地よいビートが印象的なこの曲では、クラップをしながら一緒に歌うオーディエンスの姿も多数見受けられた。続く「好きだ。」もアコースティックバンド編成で届け、躍動感のある歌声とともに客席の熱気を高めていった。 『Precious Live』ならではのスペシャルな演出を終えると、ミカが「ここからまだまだ、楽しくてプレシャスな時間が待ってますので、皆さんまだまだ盛り上がれますか?」と呼びかけ、アコースティックコーナーを着席して観ていたオーディエンスも一気に立ち上がる。そして、デビュー曲「放課後ハイファイブ」を歌唱すると、ライブ終盤に向けた怒涛の構成に突入。疾走感の強いサウンドに乗せてリトグリらしいポジティブなメッセージと歌声を届ける「OVER」、3月発売の最新アルバム『UNLOCK!』から現在の彼女たちらしさを強く打ち出した「MASTERKEY」と、アップチューンが連発される。 そして、かれんの「もっとプレシャスなことをしたいと思いませんか?」の問いかけに続いて「だから、ひとりじゃない」に突入すると、『Precious Live』恒例のコラボ企画として千葉県立幕張総合高等学校ダンス部「DOHOPS」(ドップス)の学生たちがステージに登場。学生たち自らが考案したダンスを交えながら壮大なパフォーマンスを繰り広げ、リトグリの歌の世界に華を添える。 続く「世界はあなたに笑いかけている」でもコラボレーションは続き、学生たちはステージのみならず客席側にも散っていき、会場全体を使って一体感の強いダンスパフォーマンスを展開。かつて『全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール』の規定曲に二度採用された経験を持つリトグリにとって、世代の近い学生たちとダンスを通じた共演の機会を得られたことは大きな刺激になったことだろう。 華やかなダンスコラボを経て、ライブもいよいよ佳境へ。結海の「ここからタオルを一緒に回してくれますか?」を合図に始まった「SAY!!!」では、メンバーのみならず客席のオーディエンスもタオルを手に、曲に合わせて振り上げたり頭上で回したりして心をひとつにしていく。 その後、来場者との記念撮影を経てmiyouが「ここまであっという間。次の曲が最後です」と告げると、客席からは残念そうな「え~っ!?」という声が上がる。そして、アサヒの「明日からまた頑張ろうと思えるような曲を最後にお届けします」というメッセージに続いて、パワフルなビートとボーカルが印象的な「ECHO」でライブは最高潮に到達。他の誰にも真似のできない巧みなボーカルワークで唯一無二の存在感を提示し、リトグリらしいプレシャスな一夜を締め括った。 TEXT BY 西廣智一 PHOTO BY 関口佳代 <セットリスト> 1. アカペラメドレー 2. Join Us! 3. DIVA 4. Ready to go 5. WONDER LOVER 6. Jupiter 7. I Promise you 8. 青春フォトグラフ 9. 好きだ。 10. 放課後ハイファイブ 11. OVER 12. MASTERKEY 13. だから、ひとりじゃない feat.千葉県立幕張総合高等学校ダンス部 DOHOPS 14. 世界はあなたに笑いかけている feat.千葉県立幕張総合高等学校ダンス部 DOHOPS 15. SAY!!! 16. ECHO ※特別番組での放送楽曲は未定 番組情報 ドキュメンタリー番組『Little Glee Monster Precious Live コラボドキュメンタリー』(30分) ライブ番組『SPACE SHOWER TV Little Glee Monster Precious Live』(90分) ◇J:テレ 10/27(日)23:00~23:30 ※ドキュメンタリー リピート放送:11/23(土)26:00~26:30 ※ドキュメンタリー ◇スペースシャワーTV 11/24(日)20:00~20:30 ※ドキュメンタリー 20:30~22:00 ※ライブ リピート放送 :12/03(火)22:00~22:30 ※ドキュメンタリー 22:30~24:00 ※ライブ
THE FIRST TIMES編集部