多年草メインの庭なら「お手入れ楽ちん&エレガントが叶う!」この春ガーデンに迎えたい多年草4選
【ロマンティック多年草】風に揺れる小花がたまらないかわいさ!「タイム&ヤブラン」
●タイム ・学名:Thymus ・分類:シソ科 古代ローマ・ギリシャ時代からハーブとして利用されているタイム。料理や美容、健康に大活躍の定番ハーブで、種類や品種によって香りにそれぞれ個性があり、柑橘系、甘い香り、清涼感のあるものまでさまざまです。 とにかく香りに注目されがちですが、ピンク系の小さな花が集まって咲く姿もとてもかわいらしく、ひそかな人気を集めています。 少々踏まれても大丈夫なくらいタフで生育も旺盛。常緑性でグラウンドカバーとしても利用でき、香りを楽しむためにわざと踏まれやすいところに植える、なんていうガーデナーも。育てやすいので初心者さんにも向いています。 ※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗) ●ヤブラン ・学名:Liriope muscari ・分類:キジカクシ科 日本各地の林床などでよく見られる常緑性の多年草、ヤブラン。明るい黄色の縦縞が入る斑入りのものはゴールド・バンデッド(Gold Banded)と呼ばれ人気があります。 8月から10月には青紫や白色の穂状の花が咲きやがて黒い実がなります。革質の細長い葉は、しなやかで堅く、どことなく和の雰囲気があります。 丈夫で手がかからず、ほぼ一年中同じ草姿を保つので庭園の下草などによく用いられています。日陰・日向、湿潤・乾燥いずれにも強く、ほったらかしでも育ってくれます。 ※参考価格:200~600円前後(3号ポット苗)
まとめ
今回はお手入れ楽ちんで、エレガント&ロマンティックな庭が叶う多年草をご紹介しました。 育てやすいだけでなく、花の姿もステキなものを選んでみました。大輪で存在感を放つ花も、控えめに可憐に咲くものもそれぞれ趣深いですね。 ローメンテナンスで、長いおつきあいができる多年草たち。是非お気に入りのひと株をお迎えして、お庭をうっとりできる空間にしてみましょう。
LIMO編集部