多年草メインの庭なら「お手入れ楽ちん&エレガントが叶う!」この春ガーデンに迎えたい多年草4選
関東では桜が満開となりました。いよいよ春本番です。 ウキウキお花見に出かけるのも楽しいですが、せっかくですから、素敵なお花たちを庭にお迎えして、毎日愛でられたらステキですね。 【写真・一覧表全5枚】お手入れ楽ちん「多年草」とは?気になった人は2枚目以降の写真を要チェック!エレガントでロマンティックな多年草を紹介します ということで、今回はお手入れカンタンなのに洗練された雰囲気にしてくれる、「エレガント&ロマンティックな多年草」を参考価格とともにご紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
ガーデニング豆知識「多年草とは?」
枯れることがなく、同じ株から毎年花を咲かせてくれる植物のこと。花が咲いたあとも緑の葉を楽しめるものもあります。 葉を落としても根が残り、翌年再び芽を出す多年草は特に「宿根草」として区別する場合もあります。 そのまま据置栽培にしていても2~3年は続けて花が咲く多年草は、年数を経るごとに株も大きく生長し、見映えがよくなります。 生長に応じて、数年に一度は株分けや植え替えを行ったり挿し芽をしたりと、育ってゆく変化を楽しめるのも多年草の特徴です。 多年草にまつわる豆知識のあとは、手間いらずで「エレガント&ロマンティック」が叶うおすすめの多年草をご紹介します!
【エレガント多年草】洗練された存在感にうっとり 「クレマチス&アガパンサス」
●クレマチス ・学名:Clematis ・分類:キンポウゲ科 ギリシャ語のKlema(巻きひげ、つる)から由来して学名がつけられたクレマチス。つる性植物の女王として親しまれ、世界中にたくさんの野生種、原種があり、交配によって、多くの品種が生まれています。 四季咲きの品種は花期が長く次々に咲きます。スポット的に開花する一季咲きのものとうまく組み合わせて育てると一年中花を楽しむことも可能です。 ※参考価格:1500円前後(3.5号ポット苗) ●アガパンサス ・学名:Agapanthus ・分類:ヒガンバナ科 スッと立つ姿が美しく、お庭でも存在感を発揮してくれるアガパンサス。ギリシャ語で愛を意味する「agape」と花を意味する「anthos」が語源というのも納得の優美さです。 爽やかなブルー系の花がパッと目を引き、一輪でも見映えがします。切り花としても初夏にかけて流通しており、フラワーアレンジや花束の素材としても大人気。 性質が強く、植えっぱなしでほとんど手がかからないのも嬉しいポイント。一年を通して葉が茂る常緑性のものと、冬期は地上部の葉が枯れて休眠する落葉種とがあります。 ※参考価格:500~1500円前後(3号ポット苗)