夏の福島大会7月12日開幕 福島高野連、24年度各日程決まる
福島県高野連は17日、郡山市で理事会・顧問会を開き、本年度の大会日程を決めた。夏の甲子園につながる第106回全国高校野球選手権福島大会は7月12日に開幕し、メイン球場をあづま球場(福島市)、サブ球場を白河グリーンスタジアム(白河市)として県内5球場で行う。決勝は同28日の予定。 9月に開幕する第76回秋季東北地区高校野球県大会は昨年度と同様に、全校が参加するトーナメント方式で行う。あいづ球場(会津若松市)をメイン球場とし、県内5球場で試合を行う。支部大会はシード校決定戦とし、敗者復活戦は行わない。東北6県の代表校が集う10月の第77回秋季東北地区高校野球大会は本県開催となる。メイン球場をヨークいわきスタジアム(いわき市)とし、あづま球場でも試合を行う。 また8月5日には昨年初開催された、県高野連選抜チームと南東北大学野球連盟選抜チームによる交流試合をあづま球場で行う。 任期満了に伴う役員改選では、酒井祐治会長(福島商高校長)と木村保理事長(福島商高教)を再任した。任期は2年。
部員不足解消へ協議会設立へ、福島県高野連 普及活動や環境づくり
福島県高野連は本年度、部員不足の解消に向けて協議会を設立する。県中体連や県野球連盟などと連携し、野球振興活動に積極的に取り組む。理事会の席上、木村保理事長が方針を示した。 県高野連によると、県内の硬式野球部員数は2009年度の3546人をピークに減少傾向で、23年度は2082人となった。協議会では県高野連の普及振興部が中心となり、普及活動や野球を続けるための環境づくりに取り組む予定。
福島民友新聞