エースの細谷真大に今大会初得点が生まれた(C)Getty images

【サッカー日本代表・ニュース】U-23日本代表は25日、パリ五輪予選を兼ねるAFC U23アジアカップの準々決勝でカタール代表と対戦し4-2で勝利。準決勝へとコマをすすめ、パリ五輪出場へ王手をかけた。

延長戦までもつれこんだ末、4-2で勝利した準々決勝・カタール代表戦後、決勝点を挙げた細谷真大がフラッシュインタビューで試合を振り返った。 ようやくエースにゴールが生まれた。2-2のまま突入した延長戦前半11分に、荒木遼太郎からのスルーパスを引き出した細谷真大は冷静なコントロールからゴールネットを揺らし、思わず咆哮。チームを勝利に導き、パリ五輪出場権獲得に王手をかけた。 「タロウ（荒木）が前を向いた瞬間に自分もポジションを取ろうした。上手く出してくれたので、落ち着いて流し込むだけでした」とゴールを振り返った細谷は、「スペースを突くのは自分の武器ですし、そこを突いていくのはチームとしても話し合っていた。チームを勝たせたい思いは強かった」と思いを吐き出し、今後に向けては「優勝しか考えていないので次もいい準備をして臨みたい。これまで得点に絡めていなかったけど、次もチームを勝たせられるようなゴールを取りたい」と言葉に力を込めた。 8大会連続となる五輪出場まであと1勝。日本代表は、30日未明に運命の一戦を戦う。