阪急神戸三宮駅の駅ビル11日閉館 95年仮設でオープン
阪急神戸三宮駅の駅ビル11日閉館 95年仮設でオープン THEPAGE大阪
1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災でビルが全壊し、仮設としてオープンしていた神戸市中央区の阪急神戸三宮駅の駅ビル「神戸阪急ビル東館」が11日に閉館する。
同ビルは、地上3階・地下1階建てのビルで、高架の線路を覆うようなビルだったが震災で壊滅的な被害を受け、解体された。 95年12月に仮設として現在のビルが建ち、書店やスーパー喫茶店などが入るビルとして、利用者らに親しまれていた。
11日は成人式も行われ、周囲は晴れ着姿の女性らでにぎわいを見せ、多くの若者が同ビルの喫茶店などを利用していた。 同ビル営業終了の張り紙を見ていた神戸市内の40代の男性は「震災の時のことは覚えてますし、これの元々のビルも覚えています。今はもう定着していたんで。今度どうなるかは知らないけど、最後に撮影しときます」とカメラを向けていた。