9月場所は幕下で勝ち越しを 三段目優勝の伊波(奄美市住用町出身)が帰省
大相撲名古屋場所で三段目優勝を果たした鹿児島県奄美市住用町出身の伊波(23)=本名・伊波興輝、尾上部屋=が1日、優勝報告のため、同市名瀬の南海日日新聞社を訪れた。 伊波は「住用初の関取に」と角界入り。今年の初場所で初土俵を踏むと、序ノ口、序二段をいずれも6勝1敗と勝ち越し。三段目に番付を上げた今場所は、7戦全勝で優勝した。 「やっと優勝できた」と伊波。島民らの応援に感謝を示し、「9月場所は幕下で勝ち越しを目指す」と意気込んだ。 今回は5日ほどの帰省。「人混みや注目されるのはあんまり好きじゃない」という伊波だが、身長190センチ、体重150キロの巨体。外出時は部屋名入りの浴衣着用が決まりのため、一層目を引く。 「名瀬の屋仁川通りの飲食店でも二度見された。帰省中は釣りでもしてゆっくり過ごしたい」と少し照れながら話した。