クジラの親子やパパたこ… 夜の大蔵海岸を幻想的に LED6万2千個でオブジェ描く 明石
明石海峡大橋を一望できる海岸を電飾の光で演出する「大蔵海岸ハートフルイルミネーション2024」が13日、大蔵海岸公園(兵庫県明石市大蔵海岸通1)で始まった。昨年より約2千個多い、約6万2千個の発光ダイオード(LED)が、夜の海辺を幻想的な雰囲気に彩っている。(領五菜月) 【写真】公園内を彩るクジラの親子などのイルミネーション 海水浴客ら行楽客が減る冬場も公園を楽しんでもらおうと、同公園などが2007年から実施している。 全長約8メートルの大きなクジラのオブジェの横に、今年から全長4メートルの子クジラが仲間入り。海を背に、クジラの親子が園内を美しく照らす。 明石観光PR隊長の「パパたこ」のオブシェや高さ約2・6メートルのツリー、青や黄色に光る長さ約10メートルの光の回廊などもあり、来園者の目を楽しませている。公園利用者からの要望を受け、スマートフォンを立てることができる写真撮影用の台を新たに設置した。 点灯が始まると、公園を訪れていた人たちは「すごい!」と歓声を上げ、カメラを向けていた。朝霧小1年の児童は「くじらの青い色がきれいだった」と笑顔だった。 入場無料。来年1月13日まで。点灯時間は日没から午前0時まで。大蔵海岸公園管理事務所TEL078・914・7255