丘みどり、初主演舞台で共演者絶賛の演技力披露 押しかけ女房役「本当の夫婦愛を見て」
デビュー20周年を迎える演歌歌手丘みどり(40)が19日、初主演舞台「おちか奮闘記」(1月2日から、東京・三越劇場)の公開げいこを都内で行った。 明治時代を舞台に、人形浄瑠璃の三味線奏者の芸にほれ込み、押しかけ女房となる娘、おちかを演じる。この日は、芸に生きる夫のため、周囲の意見にも聞く耳を持たないおちかのシーンなど、2場2曲を披露した。 岡は「ふだん演歌を歌っているので、初主演舞台がこんな大きな舞台ということで緊張しています」とし、「演技が初めてということで、何も分からず、戸の開け方から座り方まで、ひとつひとつの所作を教えていただいている毎日です」。 作品について「本当の夫婦愛とは何か、人の世の情けとは何か、そんなことに気付いていくおちかの心の変化や成長を見ていただきたい」。また「『丘みどりって演歌歌手だったね』と後付けで思っていただけるような、舞台女優として見ていただけるような、そんな舞台にできたらと思っております」と思いを語った。 夫役を演じる三田村邦彦(71)は「ギャラをいただきながらけいこ場で岡さんの生歌、生声を聞かせていただき大変うれしい」。母親役の河合雪之丞(54)は、丘の演技に「初めての舞台とは思えないほどすてきなおちかを演じてくださっている」と絶賛していた。