【バレーボール】最多17得点の石川真佑「自信を持って次に」失意のカナダ戦から復活 五輪でも活躍必ず
◇ネーションズリーグ女子1次リーグ福岡大会 日本3―0セルビア(2024年6月15日 北九州市・西日本総合展示場 ) 【写真】オリンピック出場を祝い記念撮影する日本の選手たち バレーボールのネーションズリーグ女子1次リーグ福岡大会が行われ、パリ五輪出場が決定した世界ランク7位の日本は同9位のセルビアと対戦。21年東京五輪銅メダルの強豪をセットカウント3―0(25―22、25―18、25―15)のストレートで下した。 両チーム最多となる17得点を挙げた石川真佑は「スパイクやディフェンス面で課題がある中で、今日はいいプレーもあったので自信を持って次につなげたい」とうなずいた。 13日のカナダ戦は第1セット、第2セットと先発出場したものの、相手の高さのあるブロックに苦しんでスパイクが決まらず、第2セットの途中から退き、その後は出番がなかった。しかし、セルビア戦ではストレート、クロスに打ち分けるスパイクだけでなく、2本のサービスエースも決めてチームをけん引するなど復活を果たした。 「皆さんの前で勝つ姿を見せられてよかった。明日も負けられない試合になる。五輪につながる大事に試合になる。チーム全員でいい準備をして勝ちにいきたい」と、東京五輪金メダルの米国との一戦を見据えた。 日本のパリ五輪出場を巡っては、13日のカナダ戦の敗戦から一夜明けた14日、日本バレーボール協会に国際バレーボール連盟(FIVB)およびバレーボールワールド(VW)から五輪出場決定の通知が届いた。同日の全試合終了後FIVB、VWが世界ランクのポイントを計算した結果、1次リーグ残り2試合の結果に関わらず、日本が五輪出場の条件を満たすことが判明した。