TBSが「強く」打ち切り報道を否定した『おまかせ』の今後と和田アキ子に囁かれる〝異動先〟
TBSは「打ち切り報道」を強く否定
TBS系の冠番組『アッコにおまかせ!』の番組打ち切り報道について、9月25日に行われたTBSの定例記者会見で合田隆信専務は「全く事実ではございません。強く言っておきます」と否定した。 【空気が変わった】すごい…漆黒のベンツSクラスから夜の街に姿を現した和田アキ子 9月初めに『女性自身』(光文社)のWEB版が来春での番組打ち切りについて報じていた。これまで数々の問題発言が問題視されていたタレントの和田アキ子(74)だが、8月11日の放送での発言が決定打となり、番組終了の方向で話が進んでいるという内容だった。 決定打になったとされている8月11日の放送での和田の発言は、パリ五輪女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手(26)に対してのもの。北口選手が休憩中うつぶせでカステラを食べている映像に対し、和田が「トドみたいなのが横たわっているみたい。かわいい」と発言したのだ。それがネット上で大炎上してしまっていた。 翌週の同月18日の放送の冒頭、和田は声を震わせながら神妙な面持ちで「先週の放送で、動物に例える不適切な発言をしてしまった。おわびします」と謝罪。そのうえで、「私自身は彼女のことが大好きで、頑張ってほしいと思ったら念願の金メダルを取られ、本当に本当に心からうれしく思ってテレビをみていた」と、北口選手を応援していたことを明かしていた。 「和田さんといえば長年、〝芸能界のご意見番〟と呼ばれ、イベントや囲み取材で自由な発言をしており、番組もその流れで視聴者に支持されていました。ところが近年では発言に対する視聴者の受け止め方が厳しくなり、たびたびネットで批判されるようになってしまった。今回の件では本心から北口選手を応援していただけに本人はショックを受けていたようです。このことも打ち切り報道の信ぴょう性を強める一因となりました。 さらには、このところ、同時間帯の民放キー局の平均世帯視聴率争いでは、日本テレビ系の『スクール革命!』を下回ることが多く、テレビ朝日系の『ビートたけしのTVタックル』と競っている状況。視聴率で他局を圧倒していればこういった話も出てこなかったでしょう」(芸能記者) ◆それでも囁かれる和田の〝移動先〟 番組の歴史は長い。和田は1984年10月7日、同番組の前身番組である『ゆうYOUサンデー!』の司会に、フリーの古舘伊知郎アナ(69)とともに就任。番組は好評で、同局の日曜正午台の長期視聴率低落傾向に歯止めをかけた。1985年4月には番組名を『アッコ 古舘のあっ!言っちゃった!』に改題。そして、同年10月から現在の番組名となり、現在にいたっている。 「和田さんがTBSの〝昼の顔〟となってからこの10月で40年。番組としては来年が40周年です。和田さんは以前から、『何とか40周年まではやりたい』と話していたそうです。〝昼の顔〟となってからの40周年を迎えたうえで来春に花道を、という話があってもおかしくはありませんでした。しかし、そのタイミングでの打ち切りがなかったとしたら来年10月の番組の40周年が大きな〝節目〟になるのではないでしょうか」(TBS関係者) 和田がTBSにとっての功労者であることは間違いない。そのため、たとえ『おまかせ』が終了したとしても、和田にはそれなりに配慮がありそうなのだという。 「フリーの森本毅郎アナ(85)がMCの『噂の東京マガジン』は番組ごと’21年の4月から、『サンデーモーニング』でMCだった関口宏さん(81)は『関口宏のこの先どうなる!?』で’24年4月から、いずれもBS-TBSの日曜昼の時間帯に異動しました。あくまでも、和田さんが納得すればですが、続けて放送の2番組の後かその前の放送、もしくは2番組の間に『アッコにおまかせ!』を入れる可能性もあります」(同前) 来春での番組終了がなくなった和田だが、視聴率を気にすることもなく、発言内容がネットニュースの記事になることが少ないBSのほうが〝おまかせ〟できるのかもしれない。 ※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式Xまで情報をお寄せ下さい。 情報提供フォーム:https://friday.kodansha.co.jp/tips 公式X:https://twitter.com/FRIDAY_twit
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